総合建設コンサルタント 株式会社ウエスコ

SOLUTION私たちの事業内容

空間情報

空間情報事業部では、空中・地上・水中のあらゆる三次元空間データを取得するため、従来の測量方法とあわせて、航空測量(航空レーザ、デジタル航空カメラ撮影)、ドローン(UAV)、モービルマッピングシステム(MMS)、地上レーザースキャナ、マルチビーム無人ボート計測技術を取り入れています。目的に応じた計測技術で取得した空間データは、調査・計画・設計担当事業部へ引き継がれ、CIMにおいては最初の現況地形データとして活用されています。各種公共施設の情報はGISによるDX化を推進し、施設の長寿命化やストックマネジメントへの活用に貢献しています。
また、補償コンサルタント分野では、主に公共工事に起因する土地調査、土地評価、物件、機械工作物、営業補償・特殊補償、補償関連、総合補償の全8部門に精通した補償業務管理士や総合補償士が、現地実測、CAD図作成、補償金算定、補償方針の説明等に関する用地補償業務を総合的に支援しています。

測量

測量とは、山や河川、道路、構造物などお互いの位置関係を正確に計測し、図面の基となるデータを取得する業務です。ウエスコでは、正確かつ詳細、そして広域な測量データをスピーディーに取得するため、従来の測量方法とあわせて最新の3 次元計測技術を取り入れ、設計・施工における合理化・効率化を図っています。
ウエスコの強みは、各支社に所属する「現場に精通した測量技術者が測量にあたることです。自然環境や生活環境など、地域のあらゆることを理解した技術者が作業にあたることで、必要なデータを必要な形で取得することができます。測量で得たデータが正確・精密・詳細かつ最適であることがその後の設計・施工業務の工程に大きく左右することは言うまでもありません。

地上レ-ザ-スキャナ-による測量

1 秒間に1,000,000点のレーザーを照射。
トンネルや法面の形状計測から
橋梁・道路・鉄道、
そして形状把握の困難な文化財まで。
あらゆる構造物を、
最高の精度と速さで測量いたします。

地上レ-ザ-スキャナ-は、対象物と離れた安全な位置から非接触の状態で、1秒間に1,000,000点のレーザーを照射し、高速で水平方向に360度鉛直方向に290度の計測を行うことができます。現場での測量作業の時間を大幅に短縮できることでコストの削減にもつながるほか、非接触計測のため災害等の危険個所での計測も可能。また、その精密性から従来の測量では計測不可能であった対象物までデータの取得が可能になります。

地上レ-ザ-スキャナ-の精密性を
体現する歴史的建造物の形状計測

中国地方には城や、神社・仏閣、古い橋などの歴史的建造物が数多く存在します。その多くは形状情報がデータ化されておりません。そのため、災害時における復興を視野に入れ、それら建造物の形状情報を事前にデータ化するご依頼も多く承っています。

空中写真測量(ラジコンヘリ ー UAV)

広域な地形データを精密かつ
スピーディーに。
人が立ち入ることのできない
災害現場や危険・測量困難箇所での
測量も可能にした
空撮+3D解析による次世代測量技術。

災害時における人間が立ち入ることができない場所や、上空からでなければ把握できないダムや広範囲にわたる道路などの全容把握に有効な手段がUAV=無人航空機(Unmanned aerial vehicle 通称ドローン)です。当社では3機種のUAV を有しており、UAVに搭載したデジタルカメラで撮影することで、地形の3次元モデルやオルソ画像の作成が可能となります。地上からでは把握できない地形の全貌や人の目線では見落としがちな部分まで、空撮ならスピーディに状況把握が可能で、現在多くの災害の場面で活躍しています。

深浅測量(ラジコンボート)

海底・湖底の地形情報を
遠隔操作で早く・正確に計測。
有人ボートでの作業が困難な
浅瀬や危険水域での測量も可能です。

深浅測量は、音響測深機から照射された音波が海底(湖底)で反射し海底・湖底の地形を把握する測量技術です。当社は有人ボートとラジコンボートを保有しておりその中でもラジコンボートは、陸上から操作するため、座礁・転覆・転落事故の危険が無く、有人ボートでの作業が困難な浅瀬や人の立ち入れない危険水域での測量に適しており、測量のスピード化とコストの大幅な削減を可能とします。  
主に、海岸線や水上構造物(防波堤・離岸堤)に関連した水深測定や、防災・環境調査における基礎データとしての地形把握、ダム管理のための堆砂測量などに用いられます。

RECRUIT
POINT

測量のシゴトの魅力とは?

測量と聞けば、現場での地道な作業を想像されるかもしれません。もちろん、そうした地道な作業も必要ですが、測量技術は日々進化を遂げています。そういった意味では、測量は技術の進歩をダイレクトに感じることができる部門かもしれません。 今まで人が任意の地点で測量を行っていたものが、1秒間に100,000 点のレーザーを一気に照射することで、従来よりも圧倒的に多い情報を短時間で取得することができるようになりました。

地理情報

地理情報の業務の一つが、最新技術である「モービルマッピングシステム(MMS)」「航空レーザ測量」「デジタル航空カメラによる写真測量」などの3 次元計測です。 そしてもう一つの大きな業務が、地理情報システム(GIS)にて地理情報を一元管理し、可視化を行う” 維持管理支援業務” です。これら最新技術や独自のGIS により、ウエスコ全体におけるあらゆる業務の合理化・スピード化につながっています。

空中写真測量

デジタル航空カメラを用いて、
高精細地形画像データを取得し、
共用空間データベース作成や
固定資産現況調査業務を
強力にバックアップ

デジタル航空カメラ(UltraCam) を利用した空中写真測量では、高解像度・高画質空中写真画像データの取得は勿論のこと、自動標高抽出技術を用いて数値表層モデル(DSM) が効率よく取得できます。また、空中三角測量等の半自動化によりコスト削減や工期短縮が図れることが特徴です。

航空レーザ測量

空中写真だけでは判別できなかった
樹下の崖や工作状況など
小さな地表面の地形変化を
航空レーザが3 次元で精細にとらえる。

航空レーザ測量ではレーザポイントが樹木の間をすり抜け地表面捉え直接計測することができるため、空中写真測量では難しかった山地部における地形の変化も、より精細にとらえることができることができます。

航空レーザ測量の成果

例えば航空レーザ測量で得た「傾斜量図」では、地表面の状況を視覚的にとらえやすいように、地表の傾斜量を明暗で示し、立体的に表現しています。これには樹木に隠れた崖や転石等、傾斜災害の要因となる地形の特徴がわかります。また、地盤調査の基礎「地形判読」作業においても、地表面を直接判読するため、傾斜量図の作成は有効です。

モービルマッピングシステム(MMS/MoMoS)

走行しながら高精度
3 次元地形データ取得する
モービルマッピングシステム(MMS)。
各種コンサルティングの
基礎資料として活用し、
業務の高度化を実現。

モービルマッピングシステム(MMS)は、高精度GPS・カメラ・レーザを車に搭載し、移動しながら位置に同期した周囲の映像や3次元地形モデルを取得できる移動体計測システム。道路施設及び道路周辺の建築物等の測量はもちろん、法面調査、トンネル点検、災害測量等の緊急性の高い業務について飛躍的に計測作業の効率化を図ることができます。

現場に行かずとも、現場の状況を一目で確認 ― MoMoS

現場に行かずとも、現場の状況を
一目で確認 ― MoMoS

大学と共同開発し、特許を取得した3 次元可視化システム「MoMoS」は、モービルマッピングシステム(MMS)で取得した点群データをもとに作成された3 次元モデルデータと写真画像をもとに、現況確認をソフトウェア上で行うことができます。

地理情報システム(GIS)(S-Park )

オールインワンのGISシステム
「S-Park」が
アセットマネジメント
業務を強力にサポート。
上下水道・道路・都市計画をはじめ、
あらゆる情報の一元管理を実現します。

「S-Park」は多くのユーザー様の要望を取り入れ、長年にわたる改良を重ね、使いやすさを追求したGISパッケージシステムです。水道施設管理、下水道施設管理、道路施設管理、都市計画管理の個別機能をご利用いただけるのはもちろん、すべてを同一システムで一元管理することも可能です。カスタマイズも容易で、「◯○管理システム」といったあらゆる施設や情報の管理に対応可能です。道路や河川などの台帳を紙ベースで管理していた県・市町村の方も、デジタルデータで効率的に台帳管理することができるほか、3 次元可視化システム「MoMoS」と連携することで、現場に行かずその場で「MoMoS」を通じ、任意の地点を画像で閲覧でき、道路状況などを視覚的に確認することができます。

S-Park が複数事業の情報を一元管理

RECRUIT
POINT

地理情報のシゴトの魅力とは?

大学と共同研究を行い、独自に開発した「S-Park」と「MoMoS」。自社のオリジナルソフトウェアを持っている強みは、これから就職活動を行う皆さんにも非常に魅力的ではないでしょうか?地理情報は、測量同様にウエスコで扱うあらゆる業務に関わりのある部門です。あらゆる業務に対して、必要な情報を計測し、最適なカタチに変換し、設計へ橋渡しをする責任ある仕事ですが、同時にやりがいある仕事でもあります。

補償調査

補償調査業務

#1
土地調査部門

土地の権利者の氏名および住所、土地の所在等に関する調査、土地境界確認等の業務

#2
土地評価部門

土地評価のための同一状況地域の区分、土地に関する補償金算定業務等

残地等に関する損失の補償に関する調査および補償金算定業務

#3
物件部門

木造建物、一般工作物、立木等に関する調査及び補償金算定業務

木造若しくは非木造建築物で複雑な構造を有する特殊建築物等に関する調査及び補償金算定業務

#4
機械工作物部門

機械工作物に関する調査および補償金算定業務

#5
営業補償・特殊補償部門

営業補償に関する調査および補償金 算定業務

漁業権等の消減または制限に関する 調査および補償金算定業務

#6
事業損失部門

事業損失に関する調査および費用負担の算定業務

#7
補償関連部門

意向調査、生活再建調査その他これ らに関する調査業務

補償説明および地方公共団体等との 補償に関する連絡調整業務

事業認定申請図書等の作成業務

#8
総合補償部門

公共用地取得計画図書の作成業務

公共用地取得に関する工程管理業務

補償に関する相談業務

関係住民等に対する補償方針に関する説明業務

公共用地交渉業務

新たなニーズに応える
総合補償士の業務

公共用地交渉業務や補償相業務まで、
総合補償士が用地補償業務を
総合的に支援いたします。

総合補償士とは、総合補償の補償業務管理士をさし、公共用地取得計画図の作成業務・公共用地取得に関する工程管理業務・補償に関する相談業務・関係住民等に対する補償方針に関する説明業務・公共用地交渉業務を行うことで、起業者の皆さまの良きパートナーとして、用地補償業務を総合的に支援いたします。

RECRUIT
POINT

補償調査のシゴトの魅力とは?

補償調査にあたる上では、現場に足を赴き、現地の方々と触れ合う機会が多くあります。補償調査の業務は多くの知識とノウハウが必要ですが、補償対象は多種多様で、その際に触れ合う方々も様々な方がいらっしゃいますので、“人とのコミュニケーションが好き” という方にとっては大きなやりがいを感じる仕事ではないでしょうか。

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