3Dによる法面アンカー可視化
法面予備設計におけるグラウンドアンカー工の設計では、アンカー体が民地に残る計画となることは免れず、一部家屋の地中部に影響する可能性もあった。 そこで、紙面での平面図、縦断図、横断図等の提示だけでイメージが伝わり難く、事業を進めていく中で地元との合意形成が重要な位置付けと考え、地元住民への説明資料として固定(三次元)レーザー計測を行い、アンカー体を透過させた三次元画像による完成鳥瞰図を提示した。結果、民家とアンカー体の位置関係を視覚的に確認することができ、今後の地元説明資料として活用できた。
発注機関
国土交通省 近畿地方整備局 姫路河川国道事務所
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